【スプリンターズS】ラグビーW杯日本代表活躍年は牝馬V!?“法則発動”でディアンドル有力

[ 2019年9月25日 05:30 ]

G1プロファイリング

スプリンターズS制覇最有力!?ディアンドルは坂路で調整
Photo By 提供写真

 いよいよ秋のG1シリーズが開幕。スポニチ競馬の新企画「G1プロファイリング」では硬軟両面からデータを駆使して勝ち馬を捕まえる。スプリンターズSでは、ラグビーW杯との“連動性”に注目。日本代表が活躍した年は前評判が高く先行できる牝馬が勝つ!?7戦7連対と安定感が光る3歳牝馬ディアンドルが浮上した。また、過去10年の傾向を基にした採点ではタワーオブロンドンが満点を叩き出した。 スプリンターズS

 地元開催で空前の盛り上がりを見せるラグビーW杯。20日の開幕戦で日本がロシアを30―10で破りさらにボルテージが高まった。初の予選プール突破となればトップニュースになるに違いない。根拠はないが、昔から「世相を表す」と言われる競馬。4年に1度開催されるラグビーW杯とのつながりを掘り下げると、日本代表の成績とスプリンターズSの勝ち馬には明確な“法則”があった。

 87年の第1回から9大会連続で出場しているラグビー日本代表。前回大会では強豪・南アフリカから大金星を挙げるなど予選プール3勝1敗と大躍進を遂げたが、全敗で大会を去ったことが87、95、99、03年と過去4度ある。その全ての年のスプリンターズSで牡馬が優勝しているのに対し引き分け以上をマークした年は漏れなく牝馬がV。今大会、日本代表が初戦ですでに勝利を挙げているということは…今年も牝馬が優勝で間違いない。ラグビーファンの女性、通称「ラガール」が社会現象となっているが、競馬界もオンナたちが盛り上げる。

 当データに該当するダイイチルビー(91年)、アストンマーチャン(07年)、カレンチャン(11年)、ストレイトガール(15年)の4頭は全て単勝3番人気以内と前評判が高かった。さらに、先行(4角4番手以内)して重賞を勝った実績があり、ラグビー日本代表と同じくスピードを武器にするタイプだった。◎は3歳牝馬のディアンドル。7戦してパーフェクト連対の実績から前評判が高く、2走前の葵Sでは先行策から抜け出して重賞V。スピード型という点も共通する。

 もう一つ、スポーツ界のホットなニュースといえば、5年ぶりとなった巨人のセ・リーグ制覇。原監督率いる巨人がV奪回を果たした02、07、12年も全て牝馬が連対(2勝2着2回)している。ラグビーW杯と重なった“激アツ”の07年は牝馬のワンツーで、今年はその再現があるかも!?6月18日から一度も首位を譲らなかった原巨人ばりの先行押し切りVに期待。信じるか信じないかは、あなた次第です。

続きを表示

2019年9月25日のニュース