好調落合アイアン 盛岡・クラスターCでV争い名乗り

[ 2019年7月26日 05:30 ]

メイショウアイアンと重賞2勝目を狙う落合
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 【地方からの風】盛岡・クラスターC(8月12日)でコパノキッキング&藤田菜七子の強力ライバルとなるか。ホッカイドウ競馬から参戦の落合玄太(21=田中淳)とメイショウアイアン(牡9=田中淳)が虎視たんたんとビッグタイトルを狙う。

 落合はデビューした昨年に58勝を挙げ、同競馬の新人最多勝記録を塗り替えた有望株。今年は24日時点で26勝。「減量特典が1キロになって仕掛けどころが変わった。そこでまだ苦労しているが、以前にも増して返し馬から折り合いを意識して乗っている」と研究熱心な青年だ。メイショウアイアンとのコンビで4日、地元重賞・グランシャリオ門別スプリントを制し重賞初制覇。2年目も順調に実績を積み重ね「自厩舎の馬で重賞を勝てて凄くうれしい。先に同期が重賞を勝ったので(6月2日に岩手の岩本怜が盛岡重賞・早池峰スーパースプリントを勝利)意識していた」と、はつらつとした笑顔で話した。

 アイアンとは2走前に交流G3・北海道スプリントCでも8番人気ながら2着に健闘した。「北海道スプリントCもまぐれではない手応えがあった。重賞を勝った前走は状態も抜群に良く、冷静に直線外に出して末脚を生かす競馬ができた。盛岡でもいい競馬をしたい」。重賞を勝った勢いのまま盛岡へ。若手同士の熱き戦いに注目だ。(秋田 麻由子)

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2019年7月26日のニュース