菜七子に聞く「経験生かし日本で頑張る」「気持ち良かった」

[ 2019年7月1日 05:30 ]

菜七子 女性騎手W杯総合V

WJWC総合優勝を果たし、笑顔の藤田
Photo By 共同

 【菜七子に聞く】

 ――優勝した今の気持ちは?
 「私はいつも最善を尽くし、自分自身を向上させたいと思っています。この優勝は、私の騎手人生における重要なステップとなるはずです。この経験を生かして、また日本で頑張りたいです。そして、この勝利を見て、日本で騎手になりたいと考える若い女性がもっともっと増えることを祈ります」

 ――ブローパーク競馬場の印象は。
 「芝丈もそろって整備された良いコース。気持ち良かったです」

 ――優勝の原動力は。
 「これも日本でたくさん乗せてくださっている関係者と応援してくださるファンの皆さんのおかげです」

 ▽女性騎手と海外 細江純子が99年、シンガポールに長期滞在して白星を挙げたのが日本人女性騎手、海外初白星。その後、名古屋の宮下瞳が09年、韓国の国際女性騎手招待競走で白星を挙げた。15年5月9日には名古屋の木之前葵が英リングフィールド競馬場で行われた「レディースワールドチャンピオンシップ第8戦」をマンオブドリームズで制した。なお、当時の木之前が21歳9カ月29日。日本の女性騎手による海外最年少勝利記録となっている。

続きを表示

2019年7月1日のニュース