【アネモネS】田村師ルガールに託す 桜の権利へ動き問題なし

[ 2019年3月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=6日】今週は障害も含めて重賞4鞍の豪華版。さらに10日の中山でアネモネS。小田は桜花賞切符を懸けるルガールカルムに熱視線を送っていた。坂路2本目に4F53秒8〜1F12秒5。田村師は「動きは問題ない。いまだ1勝馬なのが信じられない」と熱い口調で切り出した。昨年9月中山新馬戦は最速3F33秒8で一気差しを決め、クラシック候補に名乗りを上げた。だがその後は11月のベゴニア賞6着、1月のクロッカスS2着惜敗。「それでもノーザンファームさんだから、無理使いはしていない。ここで桜花賞出走権(2着まで)が取れれば、結果的にいいローテーションになる。それだけの切れはある」と目を輝かせた。今回の中山マイルは新馬V舞台。「うちの厩舎、桜花賞は勝ち切れていないので…。何とかこの馬は」。過去2度挑戦の桜花賞。08年のソーマジックは3着惜敗。16年は1番人気メジャーエンブレムで4着。“三度目の正直”に懸ける指揮官のハイトーンに、小田は熱いものを感じていた。

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2019年3月7日のニュース