【新馬戦総括】ヒシゲッコウ 兄・ステルヴィオ以上に融通利きそう

[ 2019年1月7日 05:30 ]

 中山芝2000メートルは遠征してきた関西馬2頭を2、3着に負かしてヒシゲッコウが勝ち名乗り。道中じっくり構えて脚をためると勝負どころで外を回り、豪快に差し切った。昨年のマイルCSを制したステルヴィオ(父ロードカナロア)の1歳下の半弟。兄以上に距離の融通は利きそうだ。

 京都では芝1800メートルで道中スムーズに流れに乗ったシュリが直線しっかり伸びて1番人気に応えた。半兄ジャンナは6歳春、同じくグレイトチャーターは5歳秋にオープン入り。晩成型の血で早い時期に一つ勝てたのは大きい。ダート1200メートルはタレント木梨憲武が命名したタイミングナウがスピード全開で4馬身差の逃げ切りデビュー。まだ粗削りながら素晴らしいスピードを秘めている。

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2019年1月7日のニュース