【有馬記念】(6)サトノダイヤモンド、いざ有終戴冠へ

[ 2018年12月22日 05:30 ]

 サトノダイヤモンドは角馬場で乗ってから坂路(4F63秒1)へ。兼武助手は「追い切り後も問題なく順調。やるべきことをやれています」と報告。「枠(3枠6番)は内めのいい所。ラストランだし頑張ってほしい。おととし勝ったような感動の走りをもう一度見たい」と力を込めた。

 ≪鬼脚復活だ≫有馬記念と切っても切り離せないのが池江厩舎。ドリームジャーニー(09年)、オルフェーヴル(11、13年)、サトノダイヤモンド(16年)で挙げた4勝は調教師としての同レース最多勝。父・泰郎師(現スポニチ本紙評論家)も2勝(87年メジロデュレン、06年ディープインパクト)しており、父子で6勝と他の追随を許さない。有馬記念の延べ出走回数は26回で尾形藤吉師(25回)を上回る歴代トップ。今年は2年前の覇者サトノダイヤモンド1頭の厳選挑戦。粘り込みを図るキタサンブラックをゴール寸前でかわした鬼脚がよみがえれば、有終Vのシーンがあっても不思議ではない。

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2018年12月22日のニュース