【メルボルンC】日本馬チェスナットコートは14着…英国クロスカウンターがV

[ 2018年11月6日 13:34 ]

 オーストラリアの国民的行事である豪G1「メルボルンC」(芝3200メートル、1着賞金=約3億5200万円)が6日、フレミントン競馬場で行われ、日本から遠征した川田将雅騎手騎乗のチェスナットコート(牡4=矢作)は24頭立ての14着に終わった。英国のクロスカウンター(せん3)が優勝した。

 2着にマルメロ、3着にはアプリンスオブアランが入り、英国勢が上位を独占した。ザクリフスオブモハーは競走中止。

 チェスナットコートは父ハーツクライ、母ホワイトヴェールという血統。重賞初挑戦だった今年3月の日経賞で2着と好走し、続く天皇賞・春も5着と健闘した。豪州遠征初戦となった前走の前哨戦コーフィールドCでも13着と大敗していたが、巻き返すことはできなかった。

 同レースは1861年に創設。「The race that stops a nation」(国の活動を止めるレース)と言われる国民的行事で、ヴィクトリア州ではレース当日が祝日に指定されている。日本馬では06年にデルタブルースとポップロックがワンツーフィニッシュを決めている。

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2018年11月6日のニュース