【宇都宮・開設記念】中川 5回目記念V!通算400勝を達成

[ 2018年7月2日 05:30 ]

宇都宮記念を優勝した中川(中央)はU字工事の益子(右)と福田から祝福される              
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 中川誠一郎(85期)が勝ち、通算400勝を達成した。記念優勝は17年1月の和歌山以来5回目。

 レースは守沢がスタートを決めて小松崎―守沢―武田―神山―岡―中川―山田―南―竹内で周回。打鐘前から単騎で上昇した竹内が先行態勢に入ると武田―神山―岡が続く。内の小松崎は竹内に飛び付く流れとなり武田と競り合い。最終ホームは逃げた竹内の後ろが内に小松崎―守沢、外に武田―神山―岡で並走。最終2コーナーから中川―山田―南でまくる。最終4コーナーから3人の直線勝負となるが中川が末脚も良く押しきる。山田が2着。

 中川は「(通算)400勝が優勝で良かった」と区切りの勝利と記念優勝の二重の喜び。今シリーズは初日に上がりタイム13秒1のバンクレコードを出して399勝になり「今回中に400勝を達成したい」と目標に掲げていただけに最高の結果に笑顔を見せて「今回は出来が良かったので優勝できたらいいなと思っていたので本当に良かった」と語った。

 前団の竹内の後ろの競りを見極めながら7番手から仕掛けた中川は「南君が早めに仕掛けたら追いかけようかなと思ったが、2角まくりなら自分で行こうと思って踏んだ。ただ僕には(踏む距離が)少し長過ぎたから最後は南君に抜かれるかなと思った」と振り返ったが、今回は末脚も確かだった。次走予定は14〜16日の松戸G2「サマーナイトフェスティバル」。

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2018年7月2日のニュース