【愛ダービー】ディープ産駒サクソン3着、優勝はラトローブ

[ 2018年7月2日 05:30 ]

 6月30日(日本時間1日未明)に行われた愛ダービー(カラ競馬場、芝2400メートル)に出走した日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡、A・オブライエン厩舎)は3着に敗れた。優勝はラトローブだった。

 日本ダービー(ワグネリアン)、仏ダービー(スタディオブマン)に続く、ディープ産駒の同一年3カ国ダービー制覇は夢に終わった。快挙を阻んだのは名伯楽の息子コンビだった。優勝したラトローブを管理するのはサクソンのエイダン・オブライエン師の長男・ジョセフ師。鞍上は次男のドナカ騎手。さらに2着ロストロポーヴィチは父エイダン師の管理馬。サクソンには皮肉な結末となった。

 エイダン師はサクソンについて「英ダービー(4着)よりいい内容」と評価した上で「次は2000メートルになる」と距離短縮を示唆。地元メディアは英インターナショナルS(8月22日、ヨーク)、愛チャンピオンS(9月15日、レパーズタウン)が次走候補と伝えている。

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2018年7月2日のニュース