【ラジオNIKKEI賞】テッコン CW快走、ラスト11秒7

[ 2018年6月29日 05:30 ]

 福島開幕週の日曜メイン「第67回ラジオNIKKEI賞」の木曜追いが28日、栗東トレセンで行われた。メイショウテッコンは松山を背にCWコースで半マイル追い。同レースに出走するマイハートビートと併せ4F51秒3。8馬身追走から直線鋭くラスト1F11秒7の好時計。父マンハッタンカフェ譲りの力強い脚取りで、軽々と半馬身先着した。鞍上は「落ち着きがあって動きもしっかりとしていた。あとは当日のテンション次第ですね」と振り返った。

 小倉の新馬戦を快勝すると、梅花賞を逃げ切りV。後のダービー4着馬エタリオウと鼻差の接戦を制した。「行く形になったが、本来はどこからでも競馬ができるタイプ。とにかく自分のリズムで運べればしぶといから」と高橋忠師。直線の二枚腰は開幕週の福島では大きな武器になる。前走の白百合Sもマイペースに持ち込み3勝目。ここでの実績は上位だ。「秋まで休養というプランもあったが、状態がいいので使うことに。スムーズに運べれば」と師。開幕みちのくは絶好の舞台。重賞Vを決めて秋の飛躍につなげる。

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2018年6月29日のニュース