【福島新馬戦】ロジャーズクライ 国枝師「いいもの持ってる」

[ 2018年6月29日 05:30 ]

厩舎回りを運動するロジャーズクライ(撮影・近藤 大暉)
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 福島開幕週は新馬戦4鞍の豪華版。日曜5R(芝1800メートル)では、国枝厩舎が送るロジャーズクライ(牡、父ハーツクライ)の評判が高い。水曜27日には北村宏を背にWコースで6F83秒2〜1F13秒3(馬なり)でミエノドリーマー(5歳1000万)に2馬身先着。国枝師は「順調に来たし、追うごとに良くなってきた。性格も素直で柔軟性がある。いいものを持っている」と確かな潜在能力を感じている。

 母ロジャーズスーはサンタアニタオークス、テストSなどG1・4勝を挙げたタービュラントディセントを出した名繁殖牝馬。同師は「血統も考え、1800メートルから。どんなレースをするか楽しみ」と期待を寄せる。国枝厩舎の「夏の福島新馬組」からはクーヴェルチュール(新馬1着)、ピンクカメオ(同)、アパパネ(同3着)など、重賞勝ち馬が出ている。今春牝馬2冠アーモンドアイを出した国枝軍団の期待馬から目が離せない。

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2018年6月29日のニュース