【万哲の乱 特別編】9日阪神11R 時計勝負ならばタイセイエクレール

[ 2018年6月9日 08:00 ]

 梅雨シーズン到来。道悪は時に高配当の起爆剤にもなるが、予想の上で厄介なのも事実。本日土曜は東京より阪神の方が雨の影響を受けやすい予報(ただ本当に降るかは微妙)。ちなみに阪神ダートは金曜現在で「重」。湿ったダート=走りやすくて時計が出るダートと考えるのが妥当か。

 阪神11R・安芸Sの◎タイセイエクレールは、時計が出る「高速ダート」でこそ狙い目。雨中の重馬場だった前走・BSイレブン賞(3着)は高速決着でもしぶとく伸びた。ダート1400メートルの持ち時計「1分22秒5」はメンバー中でNo・1。この時計は今回と同じ阪神ダート1400メートルの昨年4月天王寺特別(1着=重)で記録している。パサパサでパワーが必要なダートより、湿った砂の方が成績は安定している。今回は5戦2勝(2着1回)と好相性を誇るM・デムーロに戻って、勝負気配が漂う。

 《もうひと押し》阪神10R・三田特別は関東馬の◎ブラックプラチナム。皐月賞当日の前走・鹿野山特別(4着)は勝負どころの3〜4コーナーで芝が傷んだ内寄りを通らされたのが響いた。少々の雨なら気にしないタイプ。中間は好調教連発で、惜敗続きにピリオド。

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2018年6月9日のニュース