【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】9日阪神7R 長休明け2戦目でリヴァイバルが本来の力を見せる

[ 2018年6月9日 08:00 ]

 先週から2歳戦がスタート。土日の東京で行われた計3鞍の新馬戦は、いずれも豊かな将来性を感じさせる逸材が快勝した。中でも日曜5R(芝1600メートル)を2馬身差で楽勝したグランアレグリアは、走破タイムも勝ちっぷりも破格。後続を3馬身半離した2着馬のダノンファンタジーも、次走は確勝級だ。この時期に東京と阪神で新馬戦が組まれるようになってから良血馬のデビューが早まっているのは明らか。残る3週の新馬戦も要チェックだ。

 本日の当欄で取り上げるのは阪神7R。強力な降級4歳勢が幅を利かせるタイミングだが、ここは5歳の◎リヴァイバルが絶好の狙い目とみた。3走前に中京ダート1400メートルの現級を勝ち、続く2走前は東京ダート1600メートルの1000万戦で逃げてタイム差なしの2着。その後に1年の長期休養があったために印象は薄れているが、実力的には今回降級する4歳勢にも全く引けを取らない。長休明けの前走も1番人気に支持されたように仕上がりは良かったが、スタートで痛恨の出遅れ。全く持ち味を出せずに終わっただけに、8着という結果は度外視できる。中間はゲート練習を入念に行っており、栗東坂路での最終追いでは馬なりで4F51秒6の好時計をマーク。上積みは絶大で、発馬さえ決まれば一変する。

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2018年6月9日のニュース