【阪神新馬戦】平田厩舎、スマートで3年連続“一番星”だ

[ 2018年6月1日 05:30 ]

スマートユニバンス(撮影・後藤正志)
Photo By スポニチ

 今週から2歳新馬戦がスタート。今年も平田厩舎が阪神開幕週に好素材をデビューさせる。土曜阪神5R(芝1600メートル)に出走するハービンジャー産駒のスマートユニバンス(牡)だ。1週前の坂路は併走追いで4F52秒4。今週は余裕残しで追走から同入を果たし態勢を整えた。平田師は「別にこのレースを意識して無理に使うわけじゃない。とにかく順調に来られたのが何より。そんなに攻め馬の時計は出ていないけど、気持ちも前向き。新馬向きと思う」と目を細める。

 この阪神初日に組まれている芝のマイル戦は一昨年がレッドラシーマ、昨年はケイアイノーテックで平田厩舎が連勝中。特に後者は早めデビューが奏功し、デイリー杯(3着)、朝日杯FS(4着)で積んだキャリアがNHKマイルC制覇につながった。全姉クローソーは2歳暮れのデビューだったが、同じ阪神マイル戦で後続を7馬身ちぎって初陣V。460キロの好馬体を誇る弟も遜色ない切れ味を秘めているはず。鞍上は福永。新ダービージョッキーとのコンビで3年連続の“一番星”を狙う。

続きを表示

2018年6月1日のニュース