【京成杯AH】ミスターX 田辺がひと押し!安定グランシルク

[ 2017年9月10日 05:30 ]

 中山11R・京成杯AHはグランシルク。当舞台【2・3・2・2】の実績は特筆ものだ。2回の3着外(4、6着)もV馬には0秒2差以内と崩れておらず、ここで凡走するイメージはしづらい。前走・中京記念(2着)は1頭だけ内を抜け出したウインガニオンを捉えられなかった特殊なレースで、中団から鋭く伸びた末脚はさすが。高い次元での安定感を見せつけた。

 それだけに勝ちきれないレース(最後の勝利は昨年11月の奥多摩S)が歯がゆいが、ここは鞍上に中山巧者の田辺を起用。トリッキーなコースを知り尽くした名手が、ひと押しを実現させる。馬単(6)から(2)(5)(8)(9)(13)へ。

 阪神11R・セントウルSはフィドゥーシアで勝負する。アイビスSD組が好成績を残すこのレース。同馬はその前走を果敢な積極策で2着に好走している。ハイペースに巻き込まれて最後は勝ち馬に首だけ差されたが、負けて強しの内容。休み明けを叩かれ、状態はさらにアップしている。

 開幕週に行われるセントウルSは先行有利の歴史。近4年で4角4番手以内の馬が勝っており、昨年は1〜3着を独占した。大外枠は試練に思えるが、意外にも過去10年で【2・3・1・4】なら悪くない。1000メートル戦の最高峰レースで見せたスピードなら、少々のロスでも先行は可能だ。粘りに粘って前走の悔しさをここで晴らす。馬単(14)から(2)(6)(7)(11)(13)へ。

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2017年9月10日のニュース