【阪神新馬戦】スターリー坂路“1番時計”兄ミッキー級高評価

[ 2017年9月8日 05:30 ]

運動へむかうスターリーステージ(手前)
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 阪神土曜5Rに出走するミッキーアイルの全妹スターリーステージ(音無、父ディープインパクト、母スターアイル)は、マイルG1・2勝の兄に匹敵するポテンシャルを秘めている。音無師にとっては、ゆかりの血統で「そこそこどころじゃないかもな」と自信をにじませる。

 6日の最終追いは坂路で4F51秒1の堂々“1番時計”。デビュー前の2歳馬とは思えない破格のタイムには、指揮官も「いい時計が出たが、鞍上(福永)は“まだ(手応えに)余裕があった”」と上機嫌だ。

 兄ミッキーアイルは新馬戦2着の後、5連勝でNHKマイルCを制覇。古馬になってもマイル以下の距離で活躍し、5歳秋に挑んだマイルCSで2つ目のG1を制した。「ストライドが大きくて兄とは似てないタイプだが、今のところ気性的にも注文は付かない。母は1000メートルで勝っているので距離が心配だけど持ってくれれば」と期待を寄せる。

 音無厩舎は先週の小倉2歳S(アサクサゲンキ)を制するなど、2歳世代も好調。逸材の宝庫だが「最終追いの動きが特別じゃない。何本もじっくり乗り込んできたし、最初からいいと思っていたから」と高評価する。厩舎ゆかりの良血がハイレベルな初陣を飾り、“兄超え”に挑む。

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2017年9月8日のニュース