JRA所属時に重賞Vのクリスマスとディアドムス、南関でもう一花

[ 2017年9月8日 05:30 ]

14年G1全日本2歳優駿を制した時のディアドムス(左)
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 【地方競馬です!!】JRA所属時に重賞を勝った2頭がこの秋、南関東に移籍。新天地でもう一花咲かすべく、転入初戦へ向け調整されている。

 13日の東京記念(大井2400メートル)で南関東デビューするのはディアドムス(牡5=大井・森下)。2歳時に全日本2歳優駿(川崎)を制し、翌春にはドバイ遠征(UAEダービー11着)も果たした注目馬だ。「川崎で勝っているし大井のダートも合いそう。ペースが緩めの方がいいと思うので中距離路線を歩ませたい」と森下師。鞍上には5日まで期間限定騎乗で南関東に参戦していた名古屋の名手・岡部を起用。追い切りでもまたがり「雰囲気は悪くない。距離も持ちそうな感じ」。どんなレースを見せるか注目だ。

 13年函館2歳Sの覇者・クリスマス(牝6)は船橋・佐藤賢厩舎に移籍。今春のクラシックをヒガシウィルウィンで席巻。8月30日のアフター5スター賞(大井)は、同じくJRAから移籍したキタサンミカヅキ(牡7)で制し、いま最も勢いに乗っている厩舎だ。「うちに来て、もう1カ月半くらい。時計も出しているし順調に来ている」と佐藤賢師。南関東初戦には船橋の準重賞「千葉ダートマイル」(26日、1600メートル)を予定している。(鈴木 智憲)

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2017年9月8日のニュース