【先週の新馬戦】注目のカナロアら新種牡馬産駒が続々勝ち名乗り

[ 2017年7月4日 05:30 ]

 ロードカナロア、ストロングリターン、ハードスパンと新種牡馬の産駒が続々と勝ち上がった。ロードカナロアは2勝。中京芝1600メートルで勝ち上がったトロワゼトワルは2番手から鋭く伸びて押し切った。レースセンスが高く、父を管理した安田隆厩舎所属というのも注目ポイント。12年フローラS5着の母セコンドピアットは芝1800メートルで2勝しており、距離は多少延びてもこなせそうだ。函館芝1200メートルを逃げ切ったスズカマンサクは父譲りのスピードを存分に発揮。412キロと小柄な牝馬で今後の成長が期待され、父の主戦を務めた岩田は「まだ成長する」と手応えを得ている。

 福島では芝1800メートルを快勝したレーツェルが注目の1頭。スローの逃げに持ち込んだとあって数字的には目立たないが、前評判通りの順当勝ち。母の父モンズーンは今年のオークス馬ソウルスターリングと同じ。控える競馬も問題ないはずで次戦も要注目だ。

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2017年7月4日のニュース