【プロキオンS】「芯が入った」キングズ 寺島師は初重賞に意欲

[ 2017年7月4日 05:30 ]

 中京メインはダート7Fの強豪が会した「第22回プロキオンS」。昨年9月に開業した寺島師が初タイトルを懸けてキングズガードを送り出す。

 「重賞を勝てば厩舎が盛り上がりますし、何よりこれだけの馬ですから、まずは一つ獲らせてあげたいです」。師の死去によって解散した田中章厩舎から、音無厩舎を経て転厩。重賞を4戦し黒船賞2着が最高。必勝を期した前走の天保山Sも追い込み届かずの2着。

 しかし、トレーナーは全く悲観していない。「この馬自身もいい脚を使っていました。それに田中厩舎の頃から大事に使われてきた成果でしょうね。くにゃくにゃした感じが抜けて、ここに来て芯が入ってきました」。開業2年目、飛躍の一戦となるか注目だ。

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2017年7月4日のニュース