【桜花賞】実は無敗馬は不利!?武豊騎乗リスグラシューがV候補

[ 2017年4月4日 05:30 ]

V候補に指名されたリスグラシュー
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 桜花賞過去10年のデータを分析した結果、リスグラシューがV候補に浮上。阪神JF2着馬がソウルスターリング“1強”に異を唱える。

 (1)好走実績 過去10年の勝ち馬が桜花賞以前のレースで5着以下に敗れたのは、新馬戦かG1だけ。ライジングリーズンは重賞ウイナーだが、アルテミスS13着が気掛かり。ここで一気に9頭が脱落。

 (2)臨戦過程 優勝馬10頭の前走はチューリップ賞、フィリーズR、エルフィンSの3レースのみ。クイーンC組ではアドマイヤミヤビが最有力だが、同レースからの直行組は【0・3・1・14】と未勝利。

 (3)距離実績 優勝馬は全て芝1600メートル以上でVか、この条件の重賞で連対実績があった。1500メートル以下しか勝ち鞍のない馬には厳しいデータだ。重賞でも安定しているレーヌミノルだが、2勝とも6F。物足りない。

 (4)大敗経験馬はNG 優勝馬で2桁着順を経験したのはレジネッタの新馬戦10着だけ。条件を問わず好走する力が必要だ。阪神JF11着のジューヌエコールはここで脱落。

 (5)キャリア 勝ち馬の最少キャリアは、11年マルセリーナと昨年のジュエラーの3戦。最多のレジネッタは6戦消化していたが、残る7頭は4、5戦。この時期でも、ある程度キャリアは必要。3戦目のミスパンテール、4戦目のサロニカは割引だ。

 (6)無敗馬は不利 過去10年、無敗馬は【0・3・0・6】。09年のレッドディザイア、昨年のシンハライトもこのジンクスを打ち破れず…。4戦4勝で注目されるソウルスターリングには不吉なデータだ。

 結論 残ったのはリスグラシュー。チューリップ賞を叩いて上積みは十分。名手ユタカさん、今週もお願いします!!

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2017年4月4日のニュース