【桜花賞】名伯楽ほれ込むソウルスターリング「健康だし頭いい」

[ 2017年4月4日 05:30 ]

史上7頭目となる桜の無敗女王に挑むソウルスターリング
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 史上7頭目となる桜の無敗女王が誕生しようとしている。ソウルスターリングがデビュー4戦で見せたのはG1・10戦全勝の父フランケルから受け継いだ軽快なスピード、G1・6勝の母スタセリタの再来を思わせる脚長の大きなストライド。調教は全て馬なり。昨年の阪神JFの直線でもノーステッキのまま2歳の頂点に駆け上がった。「健康だし、頭もいいよね。1レースで普通の馬の3レース分の競馬を覚えちゃう。レースを使うたびに穏やかになって、ハンドルが利きやすい」と藤沢和師は語る。

 下手な調教より一度の実戦。始動戦チューリップ賞後の変化について師は口癖になっている言葉を繰り返した。「1回使って、反応が良くなったよね。体重がどんどん増えていったダンスインザムード(04年桜花賞馬)ほどではないけど、いい体つきをしている」。くしくも自ら送り出したダンスインザムード以来となる無敗Vゴールの瞬間が近づいてきた。

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2017年4月4日のニュース