【先週の新馬戦】シャトレーヌ父譲りの伸び!上がり最速33秒8

[ 2017年2月21日 05:30 ]

 決め手が光ったのは東京芝1800メートルのウインシャトレーヌ。後方で脚をためるとメンバー最速の上がり3F33秒8の脚で差し切った。ダイワメジャー産駒特有の伸びのあるフットワークで追って味のあるタイプだ。母タニノハイクレアは芝短距離で4勝を挙げオープンまで出世。子は父のDNAを色濃く継ぎ距離の融通は利きそうだ。

 小倉芝2000メートルのシェアザモーメントはセンスあふれる内容。スタートを決めて先手を奪うと、直線は二枚腰で後続を突き放した。「まだ物見をする余裕があった」と松若。半姉レッドクラウディア(父アグネスタキオン)は地方交流重賞の勝ち馬。母系はダート色が強く、力のいるタフな芝もこなせそうだ。

 東京ダート1400メートルのサーヒューストンは内ラチ沿いを力強く伸びて接戦をモノにした。軽い跳びでスピードがあり芝もこなせそうな雰囲気。腰の甘さが解消されれば活躍の幅が広がりそうだ。

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2017年2月21日のニュース