【先週の新馬戦】ライデンバローズ追うほど加速!血統面から芝適性も

[ 2017年2月14日 05:30 ]

 東も西も藤岡厩舎だ。東京ダート1600メートルのライデンバローズは1歩目が速くなかったが気合をつけるとスッと行き脚がついた。追えば追うだけ加速してラスト1Fで抜け出すと最後は外から迫るハイアーグラウンドを頭差で振り切った。前週の僚馬オリエントに続き、東京遠征で2週連続の新馬勝ち。母クーヴェルチュールはキーンランドCを含めて芝1200メートルで5勝だから芝適性もありそう。さらに翌日の京都芝1800メートルでテーオーフォルテが豪快に差し切り勝ち。まだ緩さが残る段階でも、伸びしろは大きい。

 東京芝1600メートルは道中ゆったり流れヨーイドン。中団から進出したサトノマックスが追い比べで抜け出した。ディープインパクト産駒らしい決め手があり、レースぶりから距離の融通が利くイメージだ。

 小倉芝1200メートルは父ビービーガルダンと同じ勝負服のビービーバーレスクが2番手でそつなく立ち回って勝ち名乗り。ゲートセンスと出脚の速さが父をほうふつさせた。

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2017年2月14日のニュース