【菊花賞】(16)プロディガルサン 昨年2着の兄を超える!

[ 2016年10月22日 05:30 ]

菊花賞で兄の雪辱に挑むプロディガルサン
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 “未完の大器”プロディガルサンが兄の雪辱に挑む。金曜朝は坂路からWコースを1周して美浦での最終調整を終えた。落ち着きもあって気配は上々。福田助手も「大きな変化なく、ここまでは順調」と納得の表情を浮かべた。

 重賞未勝利ながらダービー(10着)以外は堅実に走っており、前走・セントライト記念(3着)も上がり3F34秒5はディーマジェスティと並ぶ最速タイ。素質、決め手はG1馬相手でも引けを取らない。

 全兄リアルスティールは昨年の2着馬。舞台にも不満はない。最大のポイントは初の関西遠征。福田助手は「環境の変化にちょっと弱いので、落ち着いてくれれば」と輸送クリアを課題に挙げる。馬体さえ維持できれば、末脚さく裂のシーンがあって不思議ではない。

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2016年10月22日のニュース