【細原・騎手で獲る 特別編】22日京都7R 心身充実のステイ産駒テイエムジョウネツ狙い撃ち

[ 2016年10月22日 08:00 ]

 底力に優れ闘争心あふれるステイゴールド産駒。その気性の激しさゆえ、素質は秘めながらも、それを発揮できずに引退する馬は多い。とりわけ牝馬は繊細な性格が多く、体調面も含め「ステイの女の子は調整が難しい」との声を関係者からよく耳にする。もともと産駒はそれほど体が大きい方ではなく、馬体の充実が好走の鍵。今年のローズSでも同産駒クロコスミアも休養明けでプラス14キロと体を大きく増やし2着と激走。本番の秋華賞でも6着と見せ場を作ったように馬体重は重要なヒントになる。

 京都7Rはテイエムジョウネツ◎。4カ月ぶりの実戦だった前走はプラス30キロとパワーアップ。レースでも外からマクる力感あふれる走りで2着と激変した。中間もしっかりと乗り込まれ好気配。京都砂7F戦は現級2着2回の実績がありベストの条件。ここも勝ち負け。馬連で勝負。

 京都4Rはメイショウテムズ◎。半兄ワイドバッハ、メイショウイチオシはともに砂オープンで活躍。兄2頭も管理する庄野師は「兄たちはレースで“ひと癖”あったが、この馬は素直で前向き。しっかり乗り込んで初戦から力は出せる」と手応えをにじませる。弟の父はカネヒキリで、この馬の砂適性は言わずもがなだ。単勝で勝負。

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2016年10月22日のニュース