丸山元気、携帯持ち込みで騎乗停止 厩務員に祝福メールを送信

[ 2016年10月3日 05:30 ]

 1、2日の中山競馬に騎乗していた丸山元気(25=根本)が同競馬場調整ルーム内で携帯電話で外部との通信を行ったことが判明したため、8日から11月6日まで30日間の騎乗停止処分となった。丸山は1日の最終騎乗となった9R終了後に、自らが騎乗していない同日の優勝馬担当厩務員に祝福メールを送信。そのメールを厩務員がツイッターに載せたことで発覚した。今年4月1日付の競馬施行規定改正で、騎乗停止処分が「制裁についての不服申し立て」の対象となり、週明けの3、4日が不服申し立て期間となった。このため、即日の処分はなく、丸山は2日も予定通り中山競馬で5鞍に騎乗し、1Rで勝利した。

 調整ルーム内で外部との通信による騎乗停止は4例目。最近では昨年2月28日にルメールが騎乗予定前日の阪神競馬場調整ルーム内で携帯電話からリツイートし、翌日から騎乗停止となっている。この4例は、いずれも30日間の騎乗停止となっている。

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2016年10月3日のニュース