読み通りの展開も…予想以上の高速決着、レコードなら仕方なし

[ 2016年2月21日 18:24 ]

<フェブラリーS>直線で抜け出したモーニン(右)がノンコノユメ(7)の追撃を振り切りフェブラリーSを制す

 【馬券顛末記】土曜は全国的に荒れた天気。日曜は天候こそ回復したが、芝・ダートともに多量に水分を含んでの開催となった。

 今年初めのG1フェブラリーS。細原は傾向を探るべく東京3Rを凝視した。3歳未勝利・ダート1600メートル戦。そう、この条件はG1と同じ。外枠から逃げたレッドゲルニカが、そのまま押し切りV。勝ちタイムは1分35秒7。フェブラリーS近2年の走破時計が14年=1分36秒0、15年=1分36秒3だから、かなりのスピード馬場だ。細原は心の中でガッツポーズ。なぜなら本命◎ノンコノユメは2走前の武蔵野Sで1分34秒台の持ち時計があり、脚抜きのいい高速決着は好材料だからだ。おまけに東京マイル戦も重賞2勝を含め【4010】と舞台も絶好とあれば死角は見当たらない。砂の新王者への期待が膨らむ。

 この日は小倉出張中のためTV観戦。今年は先行馬揃いで乱ペース濃厚。◎はごった返す先行集団を見るように後方を追走する。記者の読み通りの展開。ルメールが外に持ち出した瞬間に「勝ちを確信」したが、好位からスパートしたモーニンも止まらない。予想以上の高速決着でレコード(1分34秒0)なら仕方なし。押さえで勝った馬連の配当は6.8倍。はい、トリガミです…。ただ、狙いは正しかった。みなさまもぜひ、前半の馬場傾向を頭に入れて馬券推理してくださいね。きょうはおとなしく小倉のラーメンをすすって帰阪します。(2月21日、細原 邦央)

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2016年2月21日のニュース