【フェブラリーS】ミスターX 充実のロワジャルダンに懸ける

[ 2016年2月21日 05:30 ]

 東京11R・フェブラリーSはロワジャルダンに期待だ。昨秋から体質が強化され、追い切り内容も充実。戸田師は「いい意味で身が詰まって、以前と比べてレース後の疲れもない。Wコースであんなに素軽く走れる馬じゃなかった」と成長を実感する。17日の最終追いも調教駆けする僚馬相手にあっさりと先着。5F66秒9~1F12秒7の好時計が好調ぶりを証明している。

 前走・東海Sは、当日の急な乗り替わりと、極端な前残りの展開で度外視OK。2走前・チャンピオンズCは後方から鋭く伸びて勝ち馬サンビスタに0秒3差の4着に入った。難敵ノンコノユメには先着を許したが、コパノリッキーなど今回再戦する4頭は撃破。中間の仕上がりを見れば、ノンコを破る可能性は十分だ。昨年11月のみやこSでは、やや重の馬場で日本レコードタイの1分47秒8をマーク。高速決着にも対応できる。馬単(6)から(2)(3)(5)(7)(13)(14)。

 小倉11R・小倉大賞典はマイネルフロストを指名。JRA全10場重賞制覇の期待が懸かる蛯名との初コンビで注目される一戦。ダービー3着の実力馬が約2年ぶりの重賞Vを狙う。本来は好位で立ち回る器用さが武器だが、近2走は自分の形が作れなかった。2走前の中山金杯(2着)は逃げる馬がおらずハナへ。前走・AJC杯(4着)は後ろからの競馬になって、勝ち馬ディサイファに0秒3差。「切れるタイプではないので、前走はもっと前で運んでほしかった。今回はうまく流れに乗れれば」と高木師。初コンビ蛯名に導かれ、偉業達成の一翼を担う。馬連(4)から(1)(2)(6)(11)(15)(16)。

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2016年2月21日のニュース