【中山金杯】2年連続MVJ!戸崎、3年連続リーディングへ弾みを

[ 2016年1月4日 05:30 ]

美浦トレセンに姿を見せた戸崎

 まさに円熟期を迎えているのが今年、年男の戸崎圭太(35)だ。昨年は130勝(うち重賞8勝)で2年連続の全国リーディングを獲得。加えて2年連続でMVJ(地方や海外も含めた成績からポイント制で決定される最優秀騎手賞)も受賞した。

 戸崎は「一人じゃできないこと。ファンはじめ関係者の人たちに感謝したい。最初からリーディングは狙っていたし、連続で取り続けることに意味があると思う」と話した。

 飽くなき向上心が原動力だ。6位だった勝率(短期免許、障害騎手は除く)、2位の獲得賞金を自らやり玉に挙げ、「そのへんの質をもっと上げていかないと。3月から入ってきた外国人ジョッキーがあれだけの成績を残した。負けられないという気持ちがある」と力強く語った。

 5日の中山金杯はネオリアリズムに騎乗。「折り合いが鍵だが、瞬発力があるのでリズム良く行ければ」と、すでにイメージを固めている。16年最初の重賞を制し、3年連続の偉業達成に弾みをつけるつもりだ。

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2016年1月4日のニュース