【京都金杯】条件そろったスパーブ 手塚師自信「勝っちゃうかも」

[ 2016年1月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】昨年は開業以来最多となる36勝を挙げて関東リーディング2位に躍進し、ホープフルSでデビュー2連勝を飾ったハートレーという超大物も出現した手塚厩舎。祝福と新年あいさつに鳥谷越が近づくと、師の方から「凄くいいんだよ。内枠を引けたら勝っちゃうかも」と満面の笑みで声を掛けてきた。

 指揮官が絶賛したのは、スポニチ賞京都金杯に関東から唯一遠征するシベリアンスパーブ。最終追いはWコースで僚馬カンデラ(4歳1000万)と併せ、2馬身追走から馬なりのまま併入。5F70秒3と調整程度だったが、集中した走りで身のこなしも鋭い。確かに、気配の良さが目立つ。

 「放牧明けの前走(チャレンジC3着)でも走れたけど、2戦目で型通りに良くなった。京都は合うし、ハンデ(54キロ)も手頃。色気を持って臨める」と手塚師。年初に幸先良く重賞Vを飾り、ハートレーで挑戦する春のクラシックへと弾みをつける構えだ。

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2016年1月4日のニュース