【菊花賞】(3)タンタアレグリア 毛ツヤ抜群!一発ムード漂う

[ 2015年10月24日 05:30 ]

毛ヅヤも良く、関東馬14年ぶりの優勝を狙うタンタアレグリア

 栗東で調整中の関東馬タンタアレグリアに大駆けムードが漂う。23日は同じ菊花賞に出走するマッサビエルと一緒に馬場入り。Eコース(ダート)を軽めに流した。毛ヅヤも抜群で上々の雰囲気だ。騎乗した中村助手は「追い切りも動いたがその後も元気いっぱい。出来は良すぎるぐらい。道中でフワッとしたり、決して真面目な馬ではない分、3000メートルは合うと思う」と穏やかに切り出した。

 デビュー時から陣営は長距離向きと評価してきた。出遅れたダービー(7着)でもしぶとく伸び、見せ場はつくった。「枠(3番)は絶好。京都の長距離GIに強い蛯名さんに全て任せます」と同助手は笑顔で結んだ。

 関東が誇る巧腕は菊花賞1勝、天皇賞・春3勝の実績。同馬が勝てば、くしくも蛯名が騎乗した01年マンハッタンカフェ以来、14年ぶりの関東馬優勝となる。スタミナ自慢の大仕事の舞台は整っている。

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2015年10月24日のニュース