【七夕賞】素質馬レコンダイト 金子オーナー3週連続重賞Vだ

[ 2015年7月7日 05:30 ]

重賞初Vを目指す充実の5歳馬・レコンダイト

 素質馬レコンダイトが“最高の流れ”を追い風に「重賞初制覇」に挑む。同厩の後輩アンビシャスが、先週のラジオNIKKEI賞で重賞V。武田助手は「オーナー(金子真人ホールディングス)さんの流れもいいですし、やることをやって送り出すだけ」と手応えを口にした。金子オーナーは宝塚記念のラブリーデイ、デニムアンドルビーのワンツーに続き、先週のCBC賞もウリウリで制覇。3週連続の重賞Vが懸かる。

 5歳を迎えて軌道に乗ってきた。「大事に使いながらしっかりしてきたし、切れる脚も使えるようになった」と同助手。今春の2走はオープン特別→G2で連続2着。本格化を印象づけた。重賞初挑戦の目黒記念でも直線で抜け出し、いったん先頭に立つ場面も。最後は内から伸びた勝ち馬に差されたが、見せ場十分の内容だった。

 舞台となる芝2000メートル戦は6戦3勝と好相性。同助手は「どこからでも競馬ができるし、小回りも大丈夫。放牧に出していた前走時より、中間の気配もいい」と太鼓判。初タイトル奪取に向けて、不安は何もない。今週末は福島で“黒、青袖、黄鋸(のこぎり)歯形の勝負服”が輝きを放つ。

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2015年7月7日のニュース