【安田記念】ミッキー　音無師「良馬場でどれだけやれるか楽しみ」

雨の中で陣頭指揮を執る音無調教師

　【音無師に聞く】

　――最終追いの感触は？

　「ここまで結構本数をやってきているので、馬なりで。時計がどうこうより折り合い重視でやってくれと。馬場はあまり良くなかったけど、予定通りにできたね」

　――今年の阪急杯、高松宮記念は控える競馬。

　「去年は逃げる競馬だったけど、今年は脚をためて直線ハジけるイメージで競馬をしたいと思っていた。道悪は浜中もうまくない、と言っていたけど、そのなかでよく頑張っていたと思う」

　――前走内容について。

　「ハクサンムーンについていってしまった感じだった。馬場が悪くてハクサンも直線で外。ずっと横にいたので、中途半端な位置からの競馬に。前に壁をつくれず、道中でハミをかんでいたから伸びきれなかった」

　――意気込みを。

　「去年の安田記念は道悪だった上にペースも速かった。良馬場でどれだけやれるかという楽しみはある。レースはジョッキーに任せるけど、阪急杯のときみたいなレースをしてほしいね」