【鳴尾記念】エアソミュール ミルコ折り合い太鼓判

[ 2015年6月4日 05:30 ]

 阪神開幕週を飾る「第68回鳴尾記念」の追い切りが3日、栗東トレセンで行われた。連覇を狙うエアソミュールの最終追いは、前走に続いてコンビを組むミルコ・デムーロが騎乗した。CWコースでハーキュリーズ(7歳準オープン)を1馬身追走、直線は僚馬の外に持ち出したが鞍上は全く追わず1馬身遅れのフィニッシュ。見た目の印象は良くなかったが鞍上は満足げに引き揚げてきた。

 「先週、強めにやっている。きょうは馬場も重かったから無理はしなかったけど動きは良かった。いいコンディションだね。折り合いも大丈夫だったし、先週よりも乗りやすかった」

 初コンビの前走・大阪杯はG1馬がそろったハイレベル戦。しかも、苦手な道悪馬場(不良)で3着に善戦した。ミルコは「ペースも遅かったし直線はスペースがなかったけど、頑張ってくれた」と振り返る。先週のダービーを制したイタリアの名手は「チャンスはありそう。ガンバリマス」と手応え十分。今週も勢いに乗るミルコの手綱さばきから目が離せない。

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2015年6月4日のニュース