【マイラーズC】兄カンパニーに続け ヒストリカルも遅咲き?!

[ 2015年4月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】“遅咲き”の代名詞が09年秋の天皇賞馬カンパニー。8歳でG1初制覇も快挙だが、返す刀でマイルCSを連勝したのだから恐れ入る。8歳下の弟ヒストリカルにも“遅咲き”の血が流れていないか。兄カンパニーが7歳にして制したこのマイラーズCは今後を占う重要な一戦になる。

 「遅咲き?そうあってほしい。可能性はあるよ。この馬も大事に使っているからね」。オサムの質問に音無師は優しく笑った。6歳。兄カンパニーの戦績をたどれば、可能性は無限だ。「前走の六甲S(3着)は8キロ増で太かった。稽古の動きも大阪城Sの時の方が明らかに良かったからね。ここはそんなに抜けて強い馬もいない。あとは最終追いでどれだけ動くかだな」。

 22日の最終追いはミッキードリーム(マイラーズC出走)との併せ馬。「恐らく、ちぎるんじゃないか?」に期待の高さがうかがえた。“遅咲き”の血が騒ぎ始めた。

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2015年4月22日のニュース