【天皇賞・春】ホッコーブレーヴ 盾Vから世界へ挑む

[ 2015年4月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】ホッコーブレーヴを管理する松永康師が天皇賞・春の出走登録表に目を走らせている。「何とか滑り込めたな」と梅崎につぶやいた。フルゲート18頭に対して同馬の賞金は17番目。外国馬2頭の回避で出走が確実になった。

 「春の目標に定めていたレース。日経賞(3着)は蟻洞(ぎどう=蹄の疾病)で順調さを欠いたが、今度は万全。エクイロックス(クギの替わりに接着剤で固定した蹄鉄)で蹄も大丈夫」。

 昨春3着で逸した盾獲りに燃える陣営はビッグプランも温めている。「まだ決まっていないが、豪州遠征の計画もある。天皇賞の結果次第では…」。コーフィールドC(10月17日、芝2400メートル)からメルボルンC(11月3日、芝3200メートル)の豪州G1を2戦するプラン。23日の1週前追い切りには幸が栗東から駆け付けて騎乗する。世界に挑むためにも勝負の盾決戦だ。

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2015年4月22日のニュース