【きさらぎ賞】良血レガッタ 見せる“G1・10勝”のセンス

[ 2015年2月4日 05:30 ]

デビュー2戦目で重賞勝利を目指すレガッタ

 両親合わせてG1・10勝の良血がデビュー2戦目で重賞に照準を合わせてきた。レガッタの父はディープインパクト、母は牡馬相手に05年宝塚記念を勝つなどG1・3勝のスイープトウショウ。新馬戦は昨年11月15日、京都芝1800メートル。最内スタートから道中は緩い流れでも好位でしっかり折り合いを付け、直線はイン強襲で鋭く抜け出した。

 昆師は「初戦は基礎体力が備わっていなかったんだ。よくあの状態で勝ってくれた。掛かる心配があったけど、うまくハミが抜けたし、センスがいい」と驚き交じりの表情で振り返る。

 1週前追いはCWコース7F96秒4~1F13秒0でヒルノケルン(3歳未勝利)に半馬身遅れ。派手な動きではなかったが、昆師は「もともと稽古は動かないタイプ。まだ完璧ではないけど初戦とは中身が全く違う。これからもっと状態を上げていかないと」と一切、気にしていない。キャリア1戦、休み明けの重賞参戦と楽な条件ではないが「使う以上は結果を出したい」と締めくくった。

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2015年2月4日のニュース