【京都4R】ブチコ、3馬身半差ブッチ切り連勝!クラシック見えた

[ 2015年2月2日 05:30 ]

直線抜け出すブチコは2着に3馬身半の差をつけ圧勝

 京都4Rでは話題の“まだら馬”ブチコが連勝でオープン入り。3歳クラシック戦線に名乗りを上げた。

 ブチコ連勝!見えたクラシック戦線!!京都4Rの3歳500万下(ダート1800メートル)に出走したブチコ(牝3=音無、父キングカメハメハ)が、好位から悠々と抜け出して3馬身半差の楽勝。極めて珍しいブチ模様の白毛とあって話題先行タイプだったが、ダート路線変更後、無傷の2連勝!話題性に実力も追い付いてきた。手綱を取った岩田は「いいスピードがありますね。すんなり運べたし、追ってからの反応も良かった。それに時計も速かった」と賛辞の言葉を並べた。

 勝ちっぷりだけでなく、レース運びも素晴らしかった。好発からスッと3番手に付け、折り合いもスムーズ。4角手前で軽く気合をつけられると、スッと反応してラスト300メートルで先頭。力強く雄大なフットワークで後続を突き放すと、最後は流す余裕があった。勝ち時計の1分52秒2は最終レースの古馬1000万と同じだから、これも極めて優秀だ。この日は金子真人オーナー(名義は金子真人HD)も東京から駆け付けており、「わざわざ来たかいがありました。重賞を勝ったような気分です」と満面の笑みを浮かべた。

 注目の次走だが、賞金を加算したことで再び芝を使うプランが浮上。音無師は「芝を使うなら桜花賞トライアルかな。芝でどうなるかだけど、デビュー当初とは馬が違う。チューリップ賞だとジョッキーに先約があるみたいで、乗り代わる可能性があるけど」とプランを明かした。春の大目標は姉ユキチャンも制した関東オークス(6月10日、川崎)。だが、その前に芝でアッと言わせるか!?ブチコの快進撃から目が離せない。

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2015年2月2日のニュース