【下関・チャレンジC】石渡GP諦めない!準優1、2着へ闘志満々

[ 2014年11月28日 05:30 ]

予選突破の条件は厳しいが、石渡は望みを捨てない

 下関ボートのSG「第17回チャレンジカップ」は28日、予選最終日が行われる。地元グランプリ出場へ向けて気合十分の石渡鉄兵(39=東京)が、内枠2走で準優進出を懸けた勝負駆けに臨む。仕上がりにも手応えを得ており、得点率22位タイからの逆転は十分に可能だ。なお、3日目2Rで山口剛が負傷して途中帰郷。選考順位予備1位の谷村一哉が、28日から追加配分で参戦する。

 グランプリ勝負駆けメンバーにとって第一関門となる、チャレンジCの予選最終日。地元・平和島での頂上決戦に向け、石渡が負けられない戦いに挑む。

 現在の得点率は4・00で22位タイ。2日目の(6)(6)で急降下した形だ。しかし、6号艇で臨んだ3日目7Rで、必死の追い上げを披露し3着。4日目に望みをつないだ。「グランプリを諦める気は毛頭ない。まだ勝負を続けたい」。推定ボーダーの5・50をクリアするには4日目(1)(2)以上が条件。決して楽な状況ではないが、メラメラと闘志を燃やしていた。

 仕上がりにも自信を持っている。2日目はペラ調整を失敗したが、3日目は初日の良かった状態に修正。「序盤よりは差が縮まっているが、展示タイムが出ているし伸びは良い。直線では上位級エンジンの人とも差はないと思う」と胸を張った。きょうは待望の内枠2走。コースの利もあるはずだ。この逆境を乗り越えられる下地は整っている。

 3日目を終えて、得点率トップには今垣と太田が立っている。共に4日目の前半戦は4号艇だが、2人が直接対決する後半12Rは太田1号艇に対して今垣5号艇。枠番は太田が優勢だ。舟足の気配も、エース機を駆る太田に分がある。

 3位以下では井口、石野、丸岡、茅原が上位クラスと呼べる仕上がり。3日目10Rで通算1500勝を達成した山崎も上昇気配を漂わせている。浜野谷も出足系統には手応え。外枠2走でも軽視はできない。

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2014年11月28日のニュース