皐月賞馬ボニータ充実の夏、セントライト記念を目指す

[ 2014年8月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】暑さも一段落し、着実に季節は秋へ。G1馬の動きも活発になってきた。坂路モニターの前にいた小田は、G1優勝馬限定の“特殊ゼッケン”を着用した馬を発見。山元トレセン(宮城)から13日に帰厩した今年の皐月賞馬イスラボニータだ。1本目は4F77秒2、2本目は69秒3。軽めのキャンターだが、力感あふれる脚さばきにはうっとりする。栗田博師は「全体的に幅が出た。遅生まれ(5月21日)の分、成長の遅れを取り戻している感じ。中身が充実してきた」とニッコリ。

 13日の計量で482キロ。ダービー時(468キロ)より、10キロ以上もアップ。充実の夏休みを過ごした。「デビュー時から、使っては放牧…だから、結構ぜいたくかな?それに馬が応えてくれるのは強みだね」。始動戦は約1カ月先のセントライト記念(9月21日、新潟)。秋もターフを沸かせてくれるに違いない…と小田は確信していた。

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