【伊勢崎ムーンライトCC】森 養成所から愛用の道具で整備

[ 2014年8月15日 05:30 ]

愛着のある道具・右手に度盛盤、左手にトップゲージを持つ森

 97年のデビュー以来、とにかく妥協しない整備姿勢を貫く森且行。数多くの道具類で最も愛着を持っているのが「度盛盤(どもりばん)」だ。ピストンのトップを見る「トップゲージ」などを駆使して、整備の第一段階に欠かせないものだという。愛着を持つ理由を聞くと「他の道具は壊れたりして交換するけど、度盛盤だけは養成所時代にもらったものをずっと使っているから」。度盛盤を手にすると、訓練生としてプロデビューを夢見た96年当時を思い出すのかもしれない。

 懸命の調整作業で臨んだ森の2日目10Rは7着。「雨タイヤに換えたらレースは良走路だった。エンジンも伸び止まりしている」とポツリ。3日目7Rで悔しさを晴らしたい。

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2014年8月15日のニュース