【浜名湖・グラチャン】瓜生 準優好枠へ視界良好

[ 2014年6月27日 05:30 ]

好リズムで予選最終日を迎えた瓜生正義

 準優好枠獲りへ視界は良好だ。SG「第24回グランドチャンピオン」は27日、予選最終日となるシリーズ4日目を迎える。F休み明け3節目の瓜生正義(38=福岡)が得点率5位と好リズム。予選突破のボーダーを6・00と推定すると、4日目4、5着以上で準優勝戦進出が可能だ。ただ、舟足も枠番も絶好。準優の白いカポックを目指して勝ちに来るだろう。なお、3日目終了時点で今村豊、深川真二、菊地孝平の3人が準優当確となった。

 参加できなかった地元SGの分も瓜生が奮闘している。初日ドリーム戦では逃げる松井を猛追し、2日目9Rでは大外一気のまくりを披露。十分過ぎるほどに存在感をアピールしているが、3日目10Rでも的確なハンドルさばきで2着に入った。「伸びは良い部類に入る。他の足も伸びほどではないが悪くない。スタートの決めづらさも解消できたし、3日目が今節で一番良かった」。勝負どころの予選最終日を前に、調整の方向性もつかんだ。

 5月に行われたSGボートレースオールスターは地元・福岡で開催されたが、F休みとかぶったため参戦できず。それもファン投票の終了直後に切ったFで、中間発表1位の瓜生に投じられた票は全て無効になってしまった。「投票してくれた方には申し訳ない。毎レース、報いる気持ちで走っている」。結果を出し、舟券に貢献することで罪滅ぼしをする構えだ。

 3日目終了時点の得点率は5位タイ。予選突破には楽な立場だが、4日目に1号艇を残している以上、準優の好枠を狙ってくるだろう。予選最終日の2走も目が離せない。

 一方、得点率トップに立っているのは今村豊。4戦3勝、2着1回の成績が示す通り、舟足も強力だ。同じく3勝を挙げている深川と菊地が2、3位。仕上がりも目立っているのは菊地で、オールスターの優勝者と準優勝者が今大会も元気いっぱいだ。また、準優ボーダー18位近辺では田中、太田、烏野、石渡らの気配が光る。

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2014年6月27日のニュース