【宝塚記念】ウインバリアシオン 岩田「いつ勝ってもおかしくない」

[ 2014年6月27日 05:30 ]

岩田騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、宝塚記念でウインバリアシオンに騎乗する岩田騎手を直撃した。

 ――ウインバリアシオンの最終追い切りはCWで6F81秒2。感触は?

 岩田騎手 時計を要したのは馬場が重かったせい。動き自体は悪くありませんでした。

 ――最後、ムチを一発入れた。

 気合を乗せてください、という指示があったので叩きました。グンと反応して伸びてくれました。

  ――前々走(日経賞1着)はいつも通り後方からの競馬。

 下手にポジションを取りに行かない方が脚を使ってくれるタイプ。だから前半は後方に。今回も中団より後ろの位置取りになると思います。

 ――最後は着差以上に強い勝ち方でした。

 オルフェーヴルと同期だった不運もあってG1を勝てていないけど、いつ勝ってもおかしくない力を持った馬。G2なら何も不思議ではない結果だったと思います。

 ――ゴールドシップやジェンティルドンナにも騎乗経験がありますが実力的にも負けていない?

 タイトルの数は違うけど、劣っているとは思いません。それら有力馬を見る位置で競馬ができそうなことも好材料です。

 ――脚質的にもコーナーで大外を回る可能性が高いですが?

 確かに距離ロスはあるかもしれません。でも、今の阪神の馬場状態を考えると下手に内を突くよりもかえって良いかと思っています。

 ――メンバー的にスローペースになりそう。

 ただ日経賞を見ても、上がりの勝負になったらなったで33秒台の速い脚を使えます。大丈夫でしょう。

 ――道悪や2200メートルという距離は?

 道悪はむしろ良さそうです。距離に関してはペース次第の面はあるけど、特に心配はしていません。

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2014年6月27日のニュース