【NHKマイルC】サトノルパン 武豊初騎乗で「いい感じの走り」

[ 2014年5月8日 05:30 ]

併せ馬で追い切られた武豊鞍上のサトノルパン(左)は余裕の先着

 サトノルパンに初めて騎乗した武豊が、しっかり持ち味をつかんだ。新パートナーと呼吸を合わせての最終追い。坂路で前を行くサトノシュレン(6歳オープン)を見ながら道中並びかけると、鞍上が手綱を動かして突き放し、約3馬身差をつけた。「ラスト2Fは相手を考えず、しっかり伸ばした。いい感じの走りだったよ」と武。

 開門30分後の時計のかかる馬場コンディションを問題にせず、残り2Fを12秒7~13秒2。「少し難しそうなところはあるけど、ハマったときはいい脚を使う」と印象を語るように、ディープインパクト産駒らしい切れ味を感じている。

 G1で巡ってきた有力馬の騎乗依頼。「未勝利、500万で2勝した時がいい勝ちっぷり。前半うまく折り合いをつけて流れに乗れれば…」。名手の頭の中では戴冠に導くイメージが出来上がっている。

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2014年5月8日のニュース