【からつ・マスターズC】今村豊 F休み消化し2度目頂点へ

[ 2014年4月15日 05:30 ]

2度目の頂点へ、整備に余念がない“マスターズの顔”今村豊

 昨年10月平和島ダービー以来の大きな舞台となる今村豊。10月中盤から3カ月のF休み。復帰戦は年明け1月末の宮島だった。そこから出走回数を積み重ねて今期の出走回数は74。A1級の条件90走まで、一走一走が大切になってくる。

 「セーフのところまでは来ているけど、ケズられていくとマズイですね。やはり90走か、91走になると思う」

 そんな近況ながら、4節前のとこなめ60周年ではベスト6入り。トップクラスの選手とも互角に渡り歩いている。今期勝率はメンバー中No・1。やはり地力上位の存在といえるだろう。

 「からつは特別相性がいいとも思わないし、悪いとも思わない。コースはボクも分からない(苦笑い)。臨機応変にいきます。ペラを少し触っていったけど、あまり変わってない。底上げは必要」と手応えはいたって普通の部類だった。

 きょうは12Rドリーム戦1回乗り。入念な調整を施して上積みを図る。思えばマスターズチャンピオンは初出場の10年から4年すべて優出。11年のとこなめ大会では優勝を飾っている。いわば“マスターズの顔”。進入が乱れても動じない。一枚上のスピードさばきで2度目の頂点を狙う。

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2014年4月15日のニュース