【皐月賞】唯一の重賞2勝馬!イスラボニータをV指名

[ 2014年4月15日 05:30 ]

皐月賞過去10年のデータからイスラボニータをV指名

 皐月賞過去10年のデータから勝ち馬を導き出すと、イスラボニータが浮上した。

【皐月賞】

 (1)前走 この項目ははっきりした傾向が出ており、本番と同じ中山のトライアルを使ってきた組は4着以内、それ以外は1着が条件。スプリングS6着ベルキャニオンの巻き返しは厳しいだろう。

 (2)距離実績 これも単純明快。優勝馬10頭は全て芝1800メートル以上で勝っていた。最優秀2歳牡馬アジアエクスプレスはマイルまでにしか白星がなく、距離延長がプラスとは…。

 (3)近況 皐月賞を勝つくらいの馬は安定感も大事。直近3走以内に1着があり、かつ5着以下の敗戦がないという条件が必要だ。V候補ワンアンドオンリーは東スポ杯2歳Sの6着がネック。紅一点の牝馬として応援したいバウンスシャッセも、アルテミスSの10着大敗が気になる。

 (4)人気 前走で3番人気以内に支持されながら負けた馬の巻き返しは皆無。前走2番人気3着のアデイインザライフとは、ここでお別れだ。

 (5)臨戦 きさらぎ賞からの直行組は過去10年で8頭(優勝馬5頭含む)が挑戦したが3着以内もなし。3戦無敗で有力候補のトーセンスターダムには苦しいデータだ。

 (6)実績 前走で権利を獲った馬については、それ以前にも重賞連対かオープン勝ちがあった。トライアルVのロサギガンティア、アドマイヤデウスだが、この条件をクリアできず無念の退場。

 (7)デビュー戦 残ったのは4勝馬2頭。【4・1・0・0】の成績も互角。それでも1頭に絞るため、重箱の隅をつつく。過去10年で前走1着だった優勝馬8頭は新馬戦で1着か、負けても0秒1差以内2着。トゥザワールドは新馬戦で1秒0離されている。また、当該8頭は2着に首差以上の着差をつけており、前走が鼻差の接戦だった点も割り引き。

 結論 イスラボニータは7つの関門を全てクリア。出走18頭中、唯一の重賞2勝馬、桜花賞Vハープスターにしか先着を許していない点も評価して、今週はこの馬で勝負だ。

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2014年4月15日のニュース