【チューリップ賞】ハープスター“ブエナ超え”V!

[ 2014年3月9日 05:30 ]

<チューリップ賞>圧倒的人気に応え快勝したハープスター(左)

 桜花賞トライアル「チューリップ賞」が8日、阪神競馬場で行われ、単勝1・1倍の断然人気を背負ったハープスターが大外を突き抜けて2馬身半差の快勝。桜の女王に王手を懸けた。2着ヌーヴォレコルト、3着リラヴァティまでが優先出走権を獲得。高知競馬からJRAに初参戦した女性騎手、別府真衣(26)がコンビを組んだクロスオーバーは12着だった。

 強い強い。次元が違った。直線で外に出したハープスターは余裕しゃくしゃく。川田は軽く気合をつけただけ。残り200メートルすぎで、あっさり抜け出すと背後を確認する余裕を見せてフィニッシュだ。09年ブエナビスタ(72・3%)を上回る単勝支持率72・8%に応える楽勝ゴール。鞍上は涼しい顔だ。「無事に走ったことが何より。直線は終始、遊びながらフワフワしていたのに強い勝ち方をしてくれた」

 スタート直後にサッと控えて後方2番手を追走。川田は「リズムを優先させたかった」。直線は大外一気。上がり3Fは次位を0秒9も上回る、最速33秒7の切れ味だ。06年アドマイヤキッス、09年ブエナビスタ、11年レーヴディソールに次ぐ、チューリップ賞4勝目となった松田博師も納得の表情を浮かべた。「勝って当たり前やもん。不利を受けんかったら(それで)いい。外を回ってくれと、それだけ。能力が違い過ぎるんやから」

 阪神JFは馬群を縫って伸びたが鼻差届かず2着。直線の進路取りが悔やまれた。川田は「昨年のことは取り返すことができない。申し訳なく思っている。今年は負けたくないし、無事にクラシックに向かっていける」と決意を語った。松田博師も「これで気持ち良く行ける」と桜の舞台を見据えた。4月13日、再び阪神競馬場に天才少女が降臨する。

 ◆ハープスター 父ディープインパクト 母ヒストリックスター(母の父ファルブラヴ)牝3歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績4戦3勝 総獲得賞金9847万9000円。

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