【京都金杯】ラクリマ崩れん!58キロも上原師「京都なら粘れる」

[ 2014年1月4日 05:30 ]

坂路で追い切るマイネルラクリマ

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫「The Keyman」は、スポニチ賞京都金杯にマイネルラクリマを送り込む上原師の胸の内に迫った。

【京都金杯】

 ――マイネルラクリマの前走(朝日CC4着)は好スタートから下げて2番手で追走。

 上原師 この馬のパターンで競馬はできていると感じました。道中は悪くなかったと思います。

 ――早め先頭に立ちました。

 一瞬の切れ味というよりもしぶとく粘り込むタイプの馬。競馬自体は問題なかったと思います。

 ――しかし、最後は止まって4着。

 阪神の外回りは直線が長く、坂もあるのでつかまってしまいました。福島や京都なら同じ形でも勝ち負けに持ち込めたと思います。

 ――最後は少し内にササッた感じでした。

 多少はそうなったかもしれません。ハンデも背負っていたし仕方ないでしょう。

 ――ハンデは今回も同じ58キロですが心配はありませんか?

 今回も同じハンデですが直線が平たんの京都コースになります。この条件なら前走と同じ形の競馬でも粘りが増すはずです。

 ――一昨年のこのレースは道中、物凄い手応えで完勝しています。

 あの時は軽いハンデ(55キロ)だったこともありますが、本当に強い競馬でした。同じようなレース運びができればチャンスはあると思います。

 ――このところ大崩れがありません。

 一昨年の春に骨折して1年以上休まざるを得ない期間がありました。お陰で6歳となった今も馬はフレッシュで若々しい。最近は本当に安定しているしここも大きく崩れることはないと信じています。

 ――デビュー時は450キロ台だった体も今は480キロ前後。

 時期的なものもあって478キロだった前走時より少し増えているかもしれません。ただし、輸送が入るしちょうど良い感じ。決して太いということはありません。

 ――最後に状態面は?

 一息入った後、2回使われて今回が3戦目。状態はさらに良くなっています。ハンデさえこなせればよい競馬ができるはずです。

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2014年1月4日のニュース