【中山金杯】9歳イケドラゴンは“軽量大好き馬”

[ 2014年1月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】2日が調教開きで、5日にすぐ競馬。正月の変則日程で追い切りが集中する3日はレースが近いため、微妙なサジ加減が要求される。

 小田が坂路モニターに熱視線を送ると、中山金杯のイケドラゴンが駆け上がる最中だった。4F58秒9―14秒5。力感たっぷり。適度にセーブした好調教と思いきや、石毛師を直撃すると「もう少し速くても良かったかな」とにこやかな返答。続けて「今、調子がいいんだ。前走で乗った大野くんが“まだやれますよ”って、言ってくれたぐらい。ハンデが軽すぎて彼は今回(石神が騎乗)乗れないけど、ハンデ戦なら面白いのでは?」とまんざらでもない様子。

 前走・ディセンバーSは14着とはいえ、1着エアソミュールとわずか0秒7差だった。前走の別定56キロ→ハンデ48キロと、8キロ減の恩恵。10年目黒記念ではハンデ51キロで2着がある“軽量大好き馬”だ。ドラゴンと同世代!?の中年おやじの小田は、明けて9歳の古豪に仲間意識を感じていた。

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2014年1月4日のニュース