【朝日杯FS】10番グリサージュ 脚取り軽やか、気合乗った

[ 2013年12月15日 05:30 ]

抽選をクリアして駒を進めた牝馬グリサージュ

 8分の3の抽選をクリアして駒を進めた牝馬グリサージュ。菊川師は「年末ジャンボ宝くじに当たった感じ」と喜びを表現した。

 土曜朝は角馬場からAコースを脚取り軽やかにキャンターで流した。永田厩務員は「気合が乗ってきた」と洗い場の愛馬を見つめた。「新馬の時は、まだ腰がフラフラしていたが放牧後に胸前の筋肉がグッと出て、踏み込みがしっかりしてきた。締まった感じがするよ」。同厩務員は成長を実感している。

 同じ中山芝マイルで行われた新馬戦では不利とされる大外枠からV。外から追い込んできた2着馬(オートクレール)との競り合いを根性で制した。「ひるまなかったね。あんなに勝負根性があるなんて思わなかったよ」。同厩務員は丁寧にブラシを当てながら「頑張れ。男馬なんかに負けるな」と優しく声を掛けた。

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2013年12月15日のニュース